レサシアンの由来

レサシアンの由来

心臓マッサージや人工呼吸の訓練の時に、マネキンを使うことがあるよね。このマネキンには、「レサシアン」という名前がついてるって知ってた?

「レサシアン」という名前は、20世紀初頭に亡くなった、ある少女につけられた名前なんだ。彼女は、パリのセーヌ川から遺体として引き上げられ、身元は不明のままだった。美しく、微かに微笑んだようなその顔は、ヨーロッパ中に様々な憶測や噂を引き起こしたと言われているんだ。

その少女が人工呼吸トレーニングのためのマネキンに採用されることになったのは、少女の死から約50年後のこと。トレーニングマネキンを開発した人物が、彼女のような不幸な死を繰り返さないようにという願いを込めて、その少女をモデルにすることにしたんだ。

今では世界中で使われるようになった「レサシアン」。少女の死は決して無駄にはならなかったというわけだね。
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