立志式の由来

立志式の由来

一部の地域や学校で行われている「立志式」という行事を知ってる?地域によって異なるんだけど、数えで15歳になる中学二年生で行うところが多いみたいだよ。

この立志式は、幕末の志士「橋本左内」が書いた「啓発録」という書物に由来しているんだ。その中で左内は、人生の中では5つの大切なことがあると語っている。「立志」は志をたてること。「振気」は自分に打ち勝つこと。「勉学」は学び成長すること。「去稚心」は甘えをなくすこと。「択交友」はお互いが成長できる友を選ぶこと。「立志式」は、この中の「立志」という言葉に由来する行事なんだ。

そして驚くことに、橋本左内は15歳のときに、この「啓発録」を書いたんだ。15歳で立志式を行うというのも、左内の年齢にちなんだものなんだね。
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