水無月の語源由来
6月の別名は、「水のない月」と書いて「水無月」。6月と言えば梅雨入りの季節なのに、「水のない月」なんて不思議だよね。
実は「水無月」の「無」は、「ない」という意味ではなく、助詞の「の」の意味なんだ。つまり6月は「水の月」というわけだね。これなら、6月の別名が「水無月」というのにも納得できるんじゃないかな。
日本でひらがなが生まれる前は、「は」や「を」「の」といった助詞もすべて、漢字で表記されていたんだ。「の」という助詞には「無」という漢字が使われていたんだね。それにしても、漢字の解釈によって意味が180°変わってしまう。日本語ってやっぱり難しいね。
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