ひらけごまの由来
開かない扉を前にして「ひらけごま」と言ったことのある人は多いんじゃないかな。このフレーズは「アリババと四十人の盗賊」という物語で使われているんだけど、日本でもすっかり定着している言葉だよね。でも、扉を開くための呪文にどうして「ごま」という言葉が使われたんだろう。
その理由にはいくつかの説があるんだけど、その一つがごまの実から種がはじけ出る様子に由来しているというもの。ごまの実は熟すと実が割れて、種が飛び出てくるんだけど、その様子が扉が開く様子と似ているということで、「ごま」という言葉が使われたんじゃないかという説なんだ。
他には、ごまが昔はとても貴重な物だったから、という説もある。「ひらけごま」は、宝物がたくさん隠された洞窟の扉を開けるための呪文なんだけど、ごまはその呪文としてふさわしいほど、高価な物だったのかもしれないね。
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