にっちもさっちもの語源由来

にっちもさっちもの語源由来

行き詰まってどうにもならないことを「にっちもさっちもいかない」と言うよね。この不思議な言葉には、どんな由来があるんだろう。

「にっちもさっちも」を漢字で書くと、「二進も三進も」となるんだ。「二進」「三進」はそろばん用語で、それぞれニで割り切れる事、三で割り切れる事を意味する言葉なんだって。つまり、「にっちもさっちもいかない」というのは、ニでも三でも割り切れない、どうにも計算が合わないという意味で使われていた言葉なんだ。それが徐々に広い意味で使われるようになり、現在のように「どうにもならない」という使われ方をするようになったらしいよ。
世の中には人間が作り出した無数の言葉やモノがあります。そして多くの場合、その数だけ由来というものがあるものです。当サイトではみんなが気になる、おもしろい由来を518点、厳選して、楽しく覚えられるようにできるだけわかりやすく、まとめあげました。自分で言うのも恥ずかしいですが、思わず「そうなんだ」「へえ、勉強になったなあ」「面白い!」と思ってしまう由来ばかりなので無数にあるサイトの中で、少しだけ当サイトに寄り道しても決して無駄にはならないと思います。また中学生くらいの人でも理解できるような文章で解説しているので、すんなり頭に入ってくると思いますよ。みんなに自慢できる由来ネタを、当サイトで1個か2個は見つけて下さいね。