角隠しの由来

角隠しの由来

結婚式のとき、新婦さんが和装をする際には「角隠し」というものをかぶるよね。これは文字通り、女性の怒りや嫉妬を隠し、しとやかなお嫁さんになるためにかぶるとされているんだ。

角隠しをかぶる習慣は、江戸時代後期から明治の初期にかけて生まれたといわれている。その由来には諸説あるんだけど、その中でも有力なのが、浄土真宗の「すみ隠し」という習慣からきているという説なんだ。浄土真宗では、女性がお寺を訪れるときには、紙の生え際(すみ)を隠すと決められていて、そのために女性は黒い布をかぶっていたんだ。それが結婚式の場でも使われるようになり、白い角隠しに変わったという説なんだ。「角隠し」も「すみかくし」と読めるし、なんだかもっともらしい説だよね。
世の中には人間が作り出した無数の言葉やモノがあります。そして多くの場合、その数だけ由来というものがあるものです。当サイトではみんなが気になる、おもしろい由来を518点、厳選して、楽しく覚えられるようにできるだけわかりやすく、まとめあげました。自分で言うのも恥ずかしいですが、思わず「そうなんだ」「へえ、勉強になったなあ」「面白い!」と思ってしまう由来ばかりなので無数にあるサイトの中で、少しだけ当サイトに寄り道しても決して無駄にはならないと思います。また中学生くらいの人でも理解できるような文章で解説しているので、すんなり頭に入ってくると思いますよ。みんなに自慢できる由来ネタを、当サイトで1個か2個は見つけて下さいね。