新幹線の名前の由来
新幹線には、「のぞみ」「ひかり」など、ひらがなで親しみやすい名前がついているよね。その多くは一般からの公募でえらばれているそうなんだけど、それぞれに人々の願いが込められているんだ。
東海道新幹線を走る電車は、のぞみ・ひかり・こだまの三つ。ひかり・こだまの名前を公募する際には、ひかりが1位、こだまが10位に選ばれていたんだ。やっぱり「光=速い」というイメージがあるんだね。10位のこだまが採用されたのは、ひかりが光速なのに対し、音速のこだまということでバランスがよかったのかもしれないね。
一方、のぞみの命名には、名称選考委員の一人だった阿川佐和子さんが大きく関わっているらしい。選考には「希望」と「太陽」という名前が残っていたんだけど、阿川さんの「国鉄の列車名はすべて大和言葉でつけられている」という言葉で、「希望」の大和言葉である「のぞみ」が採用されたんだって。
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