光陰矢のごとしの語源由来

光陰矢のごとしの語源由来

月日が流れるのは早い、という意味の「光陰矢のごとし」という言葉があるよね。この言葉は実は、中国で生まれたものなんだ。八世紀中頃、 李益という人物が書いた「光陰如箭(こういんじょせん)」という詩の一節から来ているんだって。「箭」というのが、弓から放たれた矢の事で、「光陰如箭」を日本語訳したのが「光陰矢のごとし」という言葉なんだね。「光」は日のこと、「陰」は月の事を指していて、「光陰」のニ文字で、月日、歳月という意味になるんだ。

確かに、歳をとるにつれて時間の流れは早くなり、1年なんてあっという間に過ぎてしまう。「光陰矢のごとし」という言葉は、それを的確に表した言葉といえるかもしれないね。
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