けんちん汁の由来

けんちん汁の由来

けんちん汁というと、豆腐や根菜を油で炒め、醤油味で味付けした汁物だよね。では、この料理の「けんちん」ってどういう意味なんだろう。

けんちん汁の「けんちん」は、「建長寺」というお寺の名前からきているんだ。「建長寺汁」がしだいになまって「けんちん汁」と呼ばれるようになったんだって。

昔、建長寺の修行僧が、夕食に使う豆腐を床に落としてしまった。これでは夕食が作れないと困っていたところ、そこにお坊さんが通りかかり、崩れた豆腐と野菜を使っておいしい汁物を作ってくれた。それがけんちん汁が生まれたきっかけなんだ。あったかいけんちん汁のように、なんとも心温まるエピソードだよね。
世の中には人間が作り出した無数の言葉やモノがあります。そして多くの場合、その数だけ由来というものがあるものです。当サイトではみんなが気になる、おもしろい由来を518点、厳選して、楽しく覚えられるようにできるだけわかりやすく、まとめあげました。自分で言うのも恥ずかしいですが、思わず「そうなんだ」「へえ、勉強になったなあ」「面白い!」と思ってしまう由来ばかりなので無数にあるサイトの中で、少しだけ当サイトに寄り道しても決して無駄にはならないと思います。また中学生くらいの人でも理解できるような文章で解説しているので、すんなり頭に入ってくると思いますよ。みんなに自慢できる由来ネタを、当サイトで1個か2個は見つけて下さいね。