京都の地名の由来
京都には変わった地名が多いけど、そこにはちょっと怖い由来があるみたいなんだ。
例えば、「西院」という地名。「院」とつくぐらいだから、お寺かなにかに由来しているのかと思いきや、そうではないんだ。この地名、実は「さい」と読み、賽(さい)という言葉が由来になっているんだって。賽というのは三途の川の河原で、親より先に死んでしまった子どもが、永遠に石を積むという罰を受ける場所なんだ。京都に三途の川の河原があるなんてびっくりだよね。
清水寺の近くには、もっと怖い由来を持つ「轆轤(ろくろ)町」という地名がある。轆轤町の以前の名前はなんと、「髑髏(どくろ)町」と言うんだ。この一帯が死体の埋葬地で、たくさんのどくろが転がっていたことからついた名前なんだって。そういった場所は日本全国にあっただろうけど、それを地名に残してしまうのが、京都らしいと言えるのかもしれないね。
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