がんもどきの由来

がんもどきの由来

煮物なんかに使われる「がんもどき」。豆腐に山芋、卵を加えた生地に、野菜を混ぜ込んで油で揚げた物だよね。この「がんもどき」、もともとは精進料理の材料として作られた食べ物なんだ。

「がんもどき」の由来は「雁もどき」、つまり雁の肉に似せたものという意味なんだって。雁というのは、古くから日本に住む水鳥で、今では数が少なくなって捕ることは禁止されているけど、昔はよく食べられていた鳥なんだ。その雁の肉に似せて作られたのが、がんもどきというわけ。

他にも、がんもどきに入った具の様子が、空に雁が飛んでいる様子に似ていることからつけられた、という説もあるんだよ。
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