お雑煮の由来
お雑煮というと、おせち料理と並ぶお正月の代表料理だよね。おせち料理と同じように、お雑煮にもいろいろないわれがあるんだ。
お雑煮はもともと室町時代に生まれた料理で、その頃には使う食材は7種類と決められていたんだ。その食材とは、餅、あわび、いりこ、焼きぐり、山芋、里芋、大豆。今のお雑煮とはずいぶん違う食材も使われているよね。しかも汁物ではなく、味噌味の煮物だったそうだよ。
このお雑煮が大きく変貌するのは江戸時代。「雑煮」という名前からどんな食材を使っても良い、という間違った解釈が生まれ、各地で様々な食材を使ったお雑煮が生まれたんだ。お雑煮に地域によって大きな違いがあるのは、実は料理名の誤解から始まったんだね。
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