恵方巻きの語源由来

節分といえば、昔は豆まきをする家庭が多かったけど、最近は「節分といえば恵方巻き」という人が増えているんじゃないかな。実際、恵方巻きの認知度は、ここ10年で50%から90%以上にまで増えたといわれているんだ。

恵方巻きを全国に広めたのは、実は大手コンビニチェーンのセブンイレブン。それまでは関西ローカルの風習で、名前も「丸かぶり寿司」「恵方寿司」など様々だったんだけど、セブンイレブンが売り出したことで、「恵方巻き」が全国的な存在になったんだ。

恵方巻きの習慣自体が生まれたのは、江戸時代末期のことで、商売繁盛祈願として行われるようになったんだって。「黙って食べる」という決まりは、しゃべることで福が逃げてしまわないように、「切らずに食べる」のは縁を切らないため、という意味があるんだよ。