干支の由来

干支の由来

今では年をあらわすのにしか使われなくなった干支だけど、昔は時刻や日付にも使われる、重要なものだったんだ。でもこの干支、どんな理由で12の順番が決められたんだろう。その理由は、古くから伝わるある逸話の中にあるんだ。

昔、神様が動物たちに「1月1日に私のところに来た12匹の動物を、1年ごとに大将にする」と手紙を送った。一番最初に出発したのは牛。自分は足が遅いからと、夜のうちに出発したんだ。それを見ていたずる賢いネズミが、牛の背中に飛び乗ったんだ。そして、神様の住処の目前で飛び降りた。干支の一番目がネズミ、二番目が牛となっているのはこんな訳なんだ。

ところで、メジャーな存在の猫が干支には含まれていないよね。これにもネズミが関係していて、ネズミは猫に「1月2日に神様のところへ行く」と嘘をついたんだ。猫がねずみを捕まえるのは、このときのことを根に持っているからと言われているんだよ。
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