稲妻の語源由来

稲妻の語源由来

稲妻はなぜ「稲+妻」という漢字の組み合わせなのか。

稲が実るころは雷が多く発生することから、雷が稲の豊作を導いてくれるという信仰が昔はあったんだ。

昔は夫婦や恋人が相手を呼ぶ時は性別に関係なく、相手のことを「つま」と呼んでいた。
このように大切な相手のことを「つま」という言葉の使い方をしていたことから、稲の実りをもたらしてくれる雷は大切な存在だから「稲のつま」→「稲妻」になったんだ。

ちなみに雷と稲妻はちょっと意味が違っていて、雷は「光と音」のこと。「ピカー!」って光って「ゴロゴロゴロ・・・」と鳴る、この二つを総称して雷って言うんだけど、稲妻は雷によって発生する「光」のことだけで「音」は意味してないんだ。雷は「雷が鳴る」「雷が落ちる」と光と音の両方の言い方があるけど、稲妻は「稲妻が光る」「稲妻が走る」など音を伴わない表現しかないよね。
世の中には人間が作り出した無数の言葉やモノがあります。そして多くの場合、その数だけ由来というものがあるものです。当サイトではみんなが気になる、おもしろい由来を518点、厳選して、楽しく覚えられるようにできるだけわかりやすく、まとめあげました。自分で言うのも恥ずかしいですが、思わず「そうなんだ」「へえ、勉強になったなあ」「面白い!」と思ってしまう由来ばかりなので無数にあるサイトの中で、少しだけ当サイトに寄り道しても決して無駄にはならないと思います。また中学生くらいの人でも理解できるような文章で解説しているので、すんなり頭に入ってくると思いますよ。みんなに自慢できる由来ネタを、当サイトで1個か2個は見つけて下さいね。